審判部だより

2026年度規則改正要約

公式野球規則2025年11月20日に日本野球規則委員会より、2026年度の野球規則改正が発表されました。
発表された内容は以下のとおりで、赤く表示した部分が改正された内容です。

コリジョンルールについて

コリジョンルールについて

岡山還暦野球では接触プレイによる怪我を防止するため極力接触プレイにならないよう全員で働きかけます。2026/05/24

【野球】コリジョンルールとは スポスルMagazineより抜粋

コリジョンルールは、メジャーリーグ(MLB)では2014年、日本プロ野球では2016年から採用されたルール。

コリジョンは「衝突」という意味で、本塁でのクロスプレーによる衝突を防ぐ目的で制定されました。

公認野球規則

まずは公認野球規則での該当部分の内容からご紹介します。

本塁での衝突プレイ

(2)捕手がボールを持たずに得点しようとしている走者の走路をブロックすることはできない。もし捕手がボールを持たずに走者の走路をブロックしたと審判員が判断した場合、審判員はその走者にセーフを宣告する。

前記にかかわらず、捕手が送球を実際に守備しようとして走者の走路をふさぐ結果になった場合(たとえば、送球の方向、軌道、バウンドに反応して動いたような場合)には、本項に違反したとはみなされない。

また、走者がスライディングすることで捕手との接触を避けられたならば、ボールを持たない捕手が本項に違反したとはみなされない。

禁止の対象

コリジョンルールについて、捕手のブロックを禁止するルールだと思っている方もいます。

しかし公認野球規則にあるように捕手が「ボールを持たずに」ブロックすることを禁止するのがコリジョンルール。ボールを持っているときにブロックすることを禁止してはいないのです。

一方、捕手に限らず、ベースカバーに入った野手や投手が本塁前でランナーをブロックすることも禁止。またホームベースに向かう走路を塞ぐことも禁止となっています。

一方、走者にもこのルールは適用されることに。

走者は捕手にぶつかることを狙って走路を変えることが禁止となります。

違反した場合の罰則

ではこのコリジョンルール、違反するとどうなるのでしょうか。

まずは捕手など、守備側の選手がブロックや走路妨害の違反をした場合、走者はセーフとなり、1点入ります。

さらに1試合で3回違反すると、その選手は退場です。

一方、走者がぶつかりに行く違反をした場合は、その走者はアウト。

ボールデッドとなって他のランナーは元の塁に戻ります。

また走者は1試合で2回違反すると退場です。

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【野球】コリジョンルールとは?立ち位置や基準についてもご紹介!

往年のプロ野球ファンにとってあまり馴染みのない言葉の一つが、コリジョンルール。

実は近年になった登場した言葉です。

コリジョンルールとは、ある特定のプレーに関する新規則なのですが、いったいどういう意味なのでしょうか。

今回は、ぜひ覚えておきたいコリジョンルールを解説。

立ち位置や基準についてご紹介します。

目次

【野球】コリジョンルールとは

公認野球規則

禁止の対象

違反した場合の罰則

【野球】コリジョンルールの立ち位置

三遊間やレフトからの送球

二遊間やセンターからの送球

一二塁間やライトからの送球

注意点

判断の難しさ

まとめ

【野球】コリジョンルールとは

コリジョンルールは、メジャーリーグ(MLB)では2014年、日本プロ野球では2016年から採用されたルール。

コリジョンは「衝突」という意味で、本塁でのクロスプレーによる衝突を防ぐ目的で制定されました。

公認野球規則

まずは公認野球規則での該当部分の内容からご紹介します。

本塁での衝突プレイ

(2)捕手がボールを持たずに得点しようとしている走者の走路をブロックすることはできない。もし捕手がボールを持たずに走者の走路をブロックしたと審判員が判断した場合、審判員はその走者にセーフを宣告する。

前記にかかわらず、捕手が送球を実際に守備しようとして走者の走路をふさぐ結果になった場合(たとえば、送球の方向、軌道、バウンドに反応して動いたような場合)には、本項に違反したとはみなされない。

また、走者がスライディングすることで捕手との接触を避けられたならば、ボールを持たない捕手が本項に違反したとはみなされない。

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禁止の対象

コリジョンルールについて、捕手のブロックを禁止するルールだと思っている方もいます。

しかし公認野球規則にあるように捕手が「ボールを持たずに」ブロックすることを禁止するのがコリジョンルール。ボールを持っているときにブロックすることを禁止してはいないのです。

一方、捕手に限らず、ベースカバーに入った野手や投手が本塁前でランナーをブロックすることも禁止。またホームベースに向かう走路を塞ぐことも禁止となっています。

一方、走者にもこのルールは適用されることに。

走者は捕手にぶつかることを狙って走路を変えることが禁止となります。

違反した場合の罰則

ではこのコリジョンルール、違反するとどうなるのでしょうか。

まずは捕手など、守備側の選手がブロックや走路妨害の違反をした場合、走者はセーフとなり、1点入ります。

さらに1試合で3回違反すると、その選手は退場です。

一方、走者がぶつかりに行く違反をした場合は、その走者はアウト。

ボールデッドとなって他のランナーは元の塁に戻ります。

また走者は1試合で2回違反すると退場です。

【野球】コリジョンルールの立ち位置

コリジョンルールで問題になるのが、守備側選手がボールを持たずにどこにいたらブロックや走路妨害とみなされるのかです。

これは場合によって変わってきます。

三遊間やレフトからの送球

三遊間やレフトからの送球を待つ場合、ホームベースの左側で待つと走路を妨害したとみなされます。

捕手などホーム前の野手は走路を十分に開け、ホームベースの右側の前で待つ必要があるのです。

二遊間やセンターからの送球

二遊間やセンターからの送球は、普通にベースの前で待てば走路の妨害にはなりません。

しかしホームに近すぎるとブロックをしているとみなされることも。

少なくとも半歩分以上は前に離れておく方が、違反を取られにくくなります。

一二塁間やライトからの送球

一二塁間やライトからの送球の場合は比較的簡単。

三遊間やライトからと同じくホームベースの右前で待つようにすれば、ブロックしているとはみなされません。

注意点

いずれの場合でも、クロスプレーはボールを取ってから行うことが重要。

ランナーの走路を開けておき、送球が来る方向にしっかり体を向けておくようにすれば、違反を取られることはありません。

逆に、ボールが来る前から体が走者の方向を向いていると、ブロックを疑われやすくなります。

判断の難しさ

走路を塞いだかどうかについては、審判の判断も曖昧な部分があります。

例えば送球が逸れて走路に入らなければ絶対に捕球できなかった場合は違反にはならないというルール。また捕球するためには走者との接触が避けられなかった場合もルール違反にはなりません。

しかしその判断はやはり審判に委ねられるため、監督が「今のプレーは走路に入らなければ絶対捕れない」と抗議文を出すような事態にもなっているのです。

そしてコリジョンルールはリクエストの対象。

セーフと判定されたプレーがリクエストでアウトになったり、逆にアウトの判断が覆ってセーフになったりすることもあります。

まとめ

コリジョンルールでボールを持たないブロックが禁止されたことで、ホームへの走塁の戦略は大きく変わりました。

以前はキャッチャーがホームベースを隠すようにして送球を待ち、走者を完全にブロックすることもよくありましたが、今ではクロスプレーでアウトを取るためには、正確な送球と正確なタッチが必須に。

送球がわずかに逸れただけでもセーフになる確率が上がるため、多少難しいタイミングでも本塁に突入するケースが増えているのです。

判断が難しく、不透明な部分もあるのは事実。しかし激突による怪我は減りつつ、エキサイティングなクロスプレーも増えたコリジョンルールは、野球をさらに面白くしたとも言えそうです。